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【冷蔵庫の引越し】これだけは絶対やっておけレベルの3つの準備を解説

【冷蔵庫の引越し】これだけは絶対やっておけレベルの3つの準備を解説
お客様
引越しで冷蔵庫を新居に持って行くんですけど、なにか準備が必要と聞いたのですがそのような準備は必要なのですか?
スタッフ
冷蔵庫を引越しで持っていくには、事前に準備をしておかないと後悔するかもしれません。詳しく解説しますね!

冷蔵庫はものすごく繊細な家電です。
引越しの当日にコンセントを抜いて持っていくことはできません。冷蔵庫を引越しで動かす前に下準備みたいなのが必要になります。

まださらに言うと、「運び方」や「設置した後のルール」もありますので、この記事で詳しく解説していきます。

次のような方は必読ですので、ぜひ最後まで読んでください。

  • 引越しで今使っている冷蔵庫を新居へ持っていこうと考えている人
  • 準備が必要だと聞いて、準備方法が分からない人
  • 自分で冷蔵庫を運ぼうと考えている人

上記の人は、この記事を読めば冷蔵庫の準備の方法が分かります。また、新居に冷蔵庫を設置した時の電源を入れるタイミングも分かります。

自分で冷蔵庫を引越しで持って行くという人は、準備の方法から運搬する際の注意点まで、詳しく解説して行きますので、これから冷蔵庫を引越しで持っていくという方はぜひ読んでいただきたいです。

目次

冷蔵庫の引越しこれだけは絶対やっておけレベルの3つの準備とは

絶対やっておけ

引越しの時に冷蔵庫を運んでもらう場合の注意点や自分でやっておくべき準備について分かりやすく説明していきます。

引越しの運搬で特に悩むのが冷蔵庫。重量がある上に繊細な構造のため、慣れていない人が自力で運ぶと、ぶつけて傷をつけたり、運び方によっては故障してしまうこともあります。

引越しで冷蔵庫を運ぶ際には、前日までに以下の3つの準備をしておく必要があります。

それは、

  • 冷蔵庫内の霜取り
  • 冷蔵庫内の水抜き
  • 冷蔵庫内の食品の消費

それぞれ解説していきますね。

冷蔵庫内の霜取り

冷蔵庫は「冷却器」が常に稼働しているため、冷蔵庫内部にはどうしても「霜」がついてしまいます。この霜が完全に溶けていないと運搬中に水漏れが起きてしまう恐れがあるため、電源を抜いて霜取りをしなくてはいけません。

最近の高価な冷蔵庫は自動で霜取りがされているため、霜が付くことはめったにありませんが、それでも念のために霜取りをしておいた方が無難でしょう。

一人用の冷蔵庫などは自動で霜取りする機能が無いものも多くあるため、冷蔵庫を引越しで運搬する際には、霜取りをしている方が良いでしょう。

冷蔵庫の電源を抜き、夏なら10時間、冬なら15時間ほど待って霜を溶かしましょう。

余談ですが、庫内の掃除を考慮すると、引越しの2日前には電源を抜くことをおすすめします。

冷蔵庫内の水抜き

引越しするときに冷蔵庫の水抜きをする理由は、水漏れを防ぐためです。

水抜きをせずにそのまま運んでしまうと、引越しのトラックの中で水が漏れて、他の荷物を濡らしてしまう恐れがあります。

引越しするときは冷蔵庫の水抜きだけではなく、製氷機用の水を抜いておくことも大切です。製氷機用の水は忘れやすいので、忘れずに必ず抜くようにしましょう。

水抜きの方法は、蒸発皿に溜まった水を捨てるだけです。
蒸発皿は背面・下部にあったりと機種によって異なるので、取扱説明書でご確認を。

各メーカーの取扱説明書のサイトを以下に掲載しておきますので、ぜひ参考にしてください。

ただ、いざという時に慌てないように、冷蔵庫の取扱説明書で蒸発皿の位置を確認してすぐに外せるかどうかも知っておくと良いです。

蒸発皿の位置は、冷蔵庫の下部にあったり背面などにあったりとさまざまで、機種によって異なります。蒸発皿を外せない機種もあるため引越しの1週間くらい前にはよく確認しておきましょう。

また、冷蔵庫の機種によっては蒸発皿がなく、排水口から水を捨てるタイプのものもあります。事前に取扱説明書で確認しておくといいですね。

購入してから比較的新しい冷蔵庫の場合は、15時間前に電源を切っておけば霜が溶け切ることが多いです。

これは、冷蔵庫に付着して蓄積した霜の量が新しい冷蔵庫だと少なく、溶けやすいためです。

できれば24時間より前に電源を切っておくのが理想ですが、間に合わなかった場合は最低でも15時間前には電源を切っておきましょう。

しかし、霜の状態によっては簡単に溶けにくいこともあります。

また、古い冷蔵庫の場合霜がこびりついてしまっていることがあります。24時間では溶け切らない場合も​​あるので注意が必要です。
​​
冷蔵庫の電源を切ったからといって、霜が必ず溶ける確証はありません。

霜の状態によっては、24時間経って溶けずに壁へこびり付いている可能性も十分あります。
気候の影響も大きくかかわってきます。

夏場なら比較的早く霜は溶けますが、冬場だと同じ時間放置をしても溶け切らない可能性もあります。

電源を切った後も24時間放置するのではなく、こまめに状況を確認して霜が溶けているかどうかをチェックしましょう。

もし、このまま放置しても溶けそうにない場合は、ドライヤーで熱風を送って溶かすなども一つの方法です。

電源を切ったら冷蔵庫内を掃除する

​​
冷蔵庫を開けたときに「なんか臭いニオイがする」と感じることありますよね。

冷蔵庫のニオイの原因は、ほぼ「食品」です。

ニラやネギ、ショウガ・ニンニク・納豆など、元々ニオイの強い食材や、傷んでいる食品をそのまま入れておくと、腐敗して臭います。

食材などを出すだけではなく掃除もしておくのがポイントです。

外せる部品は外して台所用洗剤で洗ったり、除菌をしたり、冷蔵庫を清潔にしておくと、新居で開けたら「嫌な臭いが…」なんてことを防げます。

食品の消費

冷蔵庫を運搬する時は、庫内に食材を入れたまま運ぶことはできません。

冷蔵庫に入っている食材は、電源を切った後もそのまま庫内に放置していると腐ってしまいます。

引越しで冷蔵庫の電源を切る前に、中の食材を料理に利用したり、不要な食材は処分したりして、空になるよう計画的に進める必要があります。

引越し業者に依頼する場合、基本的に運んでもらうのは調味料などの保存のきくものだけにしましょう。

特に夏場の時期は、短時間でもトラックの中は大変高温になるため、食料品を運搬してもらうのはできるだけ控えた方が良さそうです。

だから冷蔵庫内の食品は前日までに使いきるか、もしくは処分する方向で考えた方がいいです。あるいは、クーラーボックスなどを上手に活用して運搬してもらうのも良いですね。

基本的に冷蔵庫は重量物です。

小さいものでも20kg以上にはなりますので、庫内に食品などが入っているとさらに冷蔵庫が重くなってしまいます。引越しの当日には冷蔵庫の中はからっぽにして運搬してもらうのが基本です。

引越しの直前は買い物を控えたり、できるだけ無駄なく食材を使いきるよう、早めに準備を始めるのが望ましいです。

誰でもできる「霜取り」と「水抜き」の方法

冷蔵庫の準備は誰でもできる

霜取りは冷凍庫内にできた「霜」を溶かすことで、水抜きは蒸発皿という部分に溜まった溶けた「水」を捨てることです。

霜取りの方法は、冷蔵庫の電源を抜くだけで、冷蔵庫内部の温度が上がって霜が溶け、水が蒸発皿に溜まります。

その蒸発皿に溜まった水を捨てるだけなので、「霜取り」も「水抜き」も誰にでも簡単にできますので安心です。

冷蔵庫の準備をする際、せっかく冷蔵庫が空っぽになるのですから、庫内の清掃をすることをお勧めします。せっかくの機会ですから、庫内の清掃時間を考慮するなら、引越しの2日前には電源を抜いておいたほうがいいでしょう。

もちろんそれ以前でも構いません。早く抜いておいた方が、「しまった!忘れてた」なんてことにならなくてすみます。こういうことは、早めに終わらせておいた方が良いと思います。
また、製氷皿の氷と給水機(自動製氷機能がある場合)の水を捨てるのを忘れないように注意してください。

霜取り

24時間前若しくはそれ以前に冷蔵庫の電源を抜いておけば、冷蔵庫内部の温度が上がって霜が溶け、水が蒸発皿に溜まります。

一般的に、冷凍庫内の霜が溶けるまで、夏なら10時間、冬なら15時間ほどかかるとされていますが、早めに準備をしておけば確実です。

水抜き

水抜きの方法は、蒸発皿に溜まった水を捨てるだけです。

蒸発皿の位置は、冷蔵庫の機種によって背面にあったり、下部にあったりとさまざまです。また、機種によっては蒸発皿がなく、排水口から水を捨てるタイプのものもありますので、事前に取扱説明書で確認しておきましょう。

メーカーによってはホームページから取扱説明書をダウンロードできますので、そちらも確認してみましょう。
下記に各メーカーの取扱説明書のリンクを貼っておきますので、あらかじめ確認しておきましょう。

以上、簡単な説明で恐縮ですが、霜取りと水抜きに関して解説しました。

「不器用な私でもできるかな?」

そう思われるかもしれませんが、冷蔵庫の取扱説明書を見るか、YouTubeなどで検索するとやり方がたくさん出てきますので、そちらを参考にすれば誰でもできるはずです。

冷蔵庫の準備をし忘れたらどうすれば良い?

慌てない

引越しが近づくにつれて、どうしても慌ただしくなってしまいます。

毎日バタバタとあれやこれや荷造りに気を取られているうちに、うっかり冷蔵庫の水抜きをするのを忘れてしまうこともあるかもしれません。

霜取りや水抜きには時間がかかるため、当日に気づいても間に合いません。

そんなときどうすればいいか…?

うっかり忘れてしまった場合は、焦らずに下記の2つを考えましょう。

  • 準備をしていない旨を引越業者に伝えて解決策を出してもらう
  • 冷蔵庫だけ別会社に運んでもらう

上記の対処法について順に解説いたします。

準備をしていない旨を引越業者に伝えて解決策を出してもらう

引越し当日に、冷蔵庫の霜取りや水抜きなどの準備を忘れたことに気づいた場合、まずは引越し業者に連絡して指示をもらいましょう。

なぜなら、引越し業者は経験豊富なので、水抜きを忘れたというトラブルにも適切に処置してくれる場合があるからです。まずは慌てず業者に連絡しましょう。

しかし、引越し業者によって対応が異なるので、対策によっては別途料金がかかるかもしれません。必ず確認をしてください。

さらには、冷蔵庫の電源を切り忘れると、業者によっては引越し当日に運んでもらえないケースもあります。

このように、たかが冷蔵庫ですが、事前の準備を忘れてしまうと結構面倒なことになりますので、スケジュールに入れるなどして、なるべく忘れないようにしましょう。

とは言いつつも、下記のような例外もありますのでそちらを紹介します。

近場の引越しの場合

市内間の引越しや県内間の引越しなど、移動が2〜3時間程度の近場へ引っ越す場合は、冷蔵庫の電源を切るのは引越しの直前で大丈夫です。

前日などに電源を切る理由は、冷蔵庫内の「霜」を溶かし「水抜き」をしたいからです。ですが、一般的な冷蔵庫は電源が切れている状態でも2〜3時間程度なら、霜もさほど溶けてはいないでしょう。

なので引越し先が近い場合は、前日から電源を切る必要はありません。

もし、近場なのに引越し業者が事前に電源を切るよう指示してきた場合は、「念のため」ということなので、その場合は引越し業者の指示を聞いていた方が無難です。

遠くへ引っ越す場合

遠方への引越しの場合は、先ほどからご説明している通り、やはり前日の準備は必須となります。気付いた時点ですぐにすぐに電源を切ってください。

早く霜を解かす裏技として、ドライヤーを使うという方法もあります。ですがドライヤーを使う場合は注意が必要で、霜を温風で温めると効果的ですが、熱風をあて続けると冷蔵庫が故障してしまう可能性がありますので、必ず冷風をあてるようにしてください。

また、引越し業者が到着したら、コンセントを抜いたのが何時間前になるのかを、正直に申告して対処してもらいましょう。

冷蔵庫だけ別会社に運んでもらう

冷蔵庫の水抜きを忘れた場合、冷蔵庫を運搬中に霜が溶けて、トラックの揺れや振動などで冷蔵庫内部の水が溢れてしまいます。すると他の荷物が濡れてしまうトラブルに発展します。また、最悪の事態として、冷蔵庫が故障する可能性があります。ですので、引越し業者によっては、運んでもらえない場合もあります。

もしも依頼した引越し業者に運べないと言われたら、別の業者に頼む方法という方法もあります。

引越し業者に断られた場合は、引越しの荷物とは別に、冷蔵庫だけ別の業者に運んでもらうのがいいでしょう。

ただし、他の業者に運んでもらうにしても、冷蔵庫の準備が終わってからです。

他の引越し業者に依頼するにしても、運送業者に依頼するにしても、どの業者でもトラブルは避けたいので、準備をしてから依頼するようにしましょう。

当社では、冷蔵庫だけの引っ越しをする「専用プラン」がありますので、ぜひご利用いただければと思います。冷蔵庫だけの引っ越しですので、他の荷物にも影響はありません。

冷蔵庫だけの引越しの詳細は「【冷蔵庫だけ!】引っ越しで冷蔵庫だけを運ぶならエコプロへお任せください!」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

引っ越しで冷蔵庫だけを運ぶならエコプロへお任せください!

当社は引越しのプロですので、冷蔵庫を運ぶのにも慣れていますが、冷蔵庫だけですと普通の運送会社でも運べそうな気がしますよね。

普通の運送会社に運んでもらうというのは、一つの手段だと思います。

それではここで普通の運送会社に冷蔵庫だけを運んでもらうメリットとデメリットを見ていきましょう。

冷蔵庫だけを運送業者に運んでもらうメリット

手間を省きながらコストを抑えたいという方には、冷蔵庫の運搬を引越し業者ではなく、普通の運送業者に依頼するのもおすすめです。

メリットとしては、

  • 冷蔵庫1つから運搬してもらえる
  • 最短で当日の集荷が可能
  • 料金は一定

などが挙げられます。

運送会社ですので、もちろん冷蔵庫1点でも運搬してもらえます。最短で当日の集荷も可能ですので、急な依頼にもなるべく最短で対応してくれるので便利です。

そして、引越し業者のような閑散期と繁忙期で料金が変わることはありません。基本的にはいつ依頼しても料金が一定なのも魅力的です。

また、引越し業者に依頼すると、まず見積りをとってから料金が決まるため、急いでいる方にとっては煩わしいこともあるでしょう。運送業者なら料金は一定ですので、冷蔵庫の大きさと運搬する距離で料金が判明するので見積りは不要です。

料金がすぐに分かれば、決断がしやすいというのもメリットと言えるでしょう。

冷蔵庫だけを運送業者に運んでもらうデメリット

冷蔵庫を普通の運送会社に依頼するにはもちろんデメリットもありますので、今度はデメリットを見ていきましょう。

運送会社に冷蔵庫の運搬を依頼するデメリットは下記になります。

  • 値段の交渉ができない
  • 冷蔵庫が大きくなると運転手さん一人では運べない
  • 運搬はしてくれても設置まではしてくれない
  • 運搬のプロであっても引越しのプロではない

以上の3つが主なデメリットになります。

運送会社には運搬する料金が設定されてますので、基本的にはその料金に従うことになります。なので、引越し業者のように値段の交渉はできません。引越し業者なら交渉次第で料金を安くしてもらえる場合もありますが、運送会社は交渉をしても料金を安くすることができません。

安価で運搬してくれるとはいえ、冷蔵庫が大きくなると、さらには運搬する距離が長くなると、そこそこの金額になってしまうのは仕方ありません。

また、冷蔵庫は1人用の小さいものでも20kg以上になってしまいますので、かなりの重量物になります。30kgを超えると1人で運ぶのは困難です。仮に運べたとしても冷蔵庫をぶつけたり、建物やクロスに傷をつけるかもしれませんので危険です。

さらに、運送会社は運送はしてくれますが、設置まではしてくれないと思っておいた方がいいです。玄関までしか運んでくれなければ、設置場所まではご自身で運ばないといけません。家の中を1人で冷蔵庫を運ぶのは危険です。床に傷でもついてしまったら、高額な修理代を請求されてしまいますので、設置をしてくれないというのは大きなリスクを伴うデメリットになります。

引越しのプロでは無いというのは、1番のデメリットと言っても過言ではありません。なぜなら、冷蔵庫はデリケートな機械ですので、横に寝かせてしまうと壊れてしまいます。運転手さんが何も知らずに、冷蔵庫を横に寝かしてしまう可能性もあります。また、1人作業ですので、手を滑らせて冷蔵庫を倒してしまうかもしれません。

このように、引越しのプロではないというのはとても危険です。

運送業者では気軽に依頼できることを考えれば便利ですが、メリットとデメリットをしっかりと考えた上で依頼するようにしましょう。

当社では冷蔵庫だけの引っ越しされる方の専用プランがあります。引っ越しのプロが冷蔵庫だけを引っ越ししますので安心安全です。

冷蔵庫だけの引越しの詳細は「【冷蔵庫だけ!】引っ越しで冷蔵庫だけを運ぶならエコプロへお任せください!」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

引っ越しで冷蔵庫だけを運ぶならエコプロへお任せください!

冷蔵庫の食品は計画的に消費して行きましょう!

冷蔵庫の食材については、早い段階から考えておくようにしましょう。

冷蔵庫の食材を余らせて捨てるのはもったいないので、なるべく使い切るように考えておくことが無難です。

冷蔵庫の食材を使い切るためには、引越し日の2週間ほど前から計画を立てるのがおすすめです。それ以降は買い足しは最低限とし、引越しの1週間前からは新しい食材の購入を控えましょう。

また、食材が余らないような献立を考え、冷蔵庫内の食材を使い切るようにしましょう。

冷蔵庫の食品について、お勧めな方法を2つご紹介いたします。

  • 引越しの数日前から食品は買わない
  • 消費しきれなかった食品はクーラーボックスに入れるのがおすすめ

使い切るためにできることと、頑張っても使いきれなかった場合を想定して2つの提案をしています。

順に解説いたします。

引越しの数日前から食品は買わない

引越しで冷蔵庫の電源を切る前に、中の食材を料理に利用したり、賞味期限が切れた不要な食材は処分したりして、空っぽになるようにしましょう。

引越しの数日~1週間前から、冷蔵庫や冷凍庫に食材や調味料などを残さないように計画を立てましょう。食材を購入するときも、使いきれる量だけにするなどの工夫が必要です

面倒かもしれませんが、引越しを控えていますので、まとめ買いをするのではなく、こまめに買うようにすることが大切です。

消費しきれなかった食品はクーラーボックスに入れるのがおすすめ

どうしても食材を使いきれず、残ってしまうというケースもありますよね。そんなときは、食材によってはクーラーボックスに入れて運べぶという方法もあります。

お肉や魚の刺身など、クーラーボックスに入れても不安な食材の場合はお勧めしませんが、腐る心配がないものでしたらクーラーボックスがお勧めです。

冷やす必要のない調味料などはダンボールで十分ですが、要冷蔵のものはクーラーボックスに入れて運搬するのがオススメです。

残った食材をクーラーボックスに入れて保管する場合ですが、冷蔵庫の電源を切り、引越し先で再び使用できるようになるまで、およそ30〜40時間ほどかかります。これだけの長時間をクーラーボックスで冷蔵するには、定期的に氷やドライアイスなどを追加する必要があります。

もし、クーラーボックスで運ぶ場合は、フタを何度も開け閉めすると、クーラーボックス内の温度が上がって食材が傷む原因になるので冷蔵する食材を厳選しましょう。

しょうゆやソースなどは、液漏れすることもあるので、ふたをしっかり閉めておくことが大切です。できれば容器全体をビニール袋に入れておくと、安心です。

酢や料理酒など、ビンに入った調味料は、新聞紙で包んだ上から緩衝材などで巻き、ダンボールに梱包すれば、割れにくくなります。このとき、上下が分かるように、あらかじめダンボールの外側に明記しておくといいですね。

余談ですが、ワインや日本酒、高級な食材を消費し切れなかった場合は、クール便で新居へ送ってしまう方法があります。日付を指定して、引越しが落ち着いて、冷蔵庫内の整理も終わったころに受け取れるようにすることも可能です。

新居に設置してからの注意点

新居に設置してからの注意点

新居で冷蔵庫を設置する際にはいくつかの注意点があります。

それは、

  • 冷蔵庫の設置場所
  • 電源を入れるタイミング

などです。

特に電源を入れるタイミングは非常に大切です。設置してすぐに電源を入れてしまうと故障の原因になってしまいますので、しっかりと確認してから電源を入れるようにしましょう。

h3 冷蔵庫の設置場所次第で電気代が割高になる!

設置場所や電源を入れるタイミング、また冷蔵庫が十分に冷えるにはどのぐらいの時間がかかるのかなど、冷蔵庫の設置に関する注意点を解説します。設置場所次第では、電気代が大幅に高くなったりしますので、しっかりと確認してから冷蔵庫を設置しましょう。

冷蔵庫の設置場所は、丈夫で水平な床で、放熱スペースを確保すること、熱気や湿気がたまりにくいことが大切です。設置する前に、まず冷蔵庫の放熱板の位置を確認しましょう。

冷蔵庫は、前述のコンプレッサーによる冷媒の循環と、冷媒が回収した熱を放熱することで庫内を冷やします。効率の良い稼働には放熱のための空間が必要だと言われています。

放熱板の位置はメーカーや機種によって異なります。また、放熱のためにどのぐらいのスペースが必要なのかも機種によって違います。これらは説明書で確認しておきましょう。

設置に必要なスペースを確認できたら、設置場所ですが、床がきしむような場所は避け、丈夫で水平な場所を選びましょう。

冷蔵庫から無理なく届く位置にコンセントがあることも大切です。

使い勝手に影響するため、ドアの開閉スペースも確保しておきましょう。

さらに、効率の良い稼働のためには、熱気や湿気がこもりやすく冷蔵庫の効率が落ち、電気料金が高くなる可能性があるような「直射日光が当たる場所」「ガスコンロやオーブンレンジの近く」「風通しの悪い場所」はなるべく避けましょう。

冷蔵庫は一度設置すると再び動かすとなると大変ですので、スムーズに搬入するために、引越し当日までに新居にて設置に適した場所をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

すぐに電源を入れてはダメ!電源を入れるのは設置して1時間後が目安です

引越し先で電源を入れるときは冷蔵庫を設置して、1時間ほど経ってから入れるようにしましょう。

なぜなら、冷蔵庫は構造的な問題で、運ぶ際に振動を与え続けるなどすると、コンプレッサー内のオイルが冷却機関に流れ込む現象が起こります。

冷蔵庫には冷却するために必要なオイルが内蔵されており、いくら慎重に運んでいても、運搬のときに傾いたり、振動で揺れたりするため、オイルの位置が正常に戻るまで時間がかかるのです。

そのため、冷蔵庫を新居に設置してすぐに電源を入れると、冷蔵庫が故障する恐れがあります。

念のため、冷蔵庫を設置して、1時間ほど経ってから電源を入れるようにしましょう。

ただし、ここ数年に発売された新しい冷蔵庫なら、設置してからすぐに電源を入れても大丈夫だと言われています。言われてはいるのですが、メーカーによって変わるかもしれませんので、すぐに電源を入れるのは取扱説明書などを確認してからにしましょう。

食材を入れるのは冷蔵庫が十分に冷えてから!

冷蔵庫の電源を入れても、すぐに庫内が冷えるわけではありません。食材の保存に適した温度まで十分に冷えてから、食材を入れるようにしましょう。冷蔵庫が冷え切らないうちに食材を入れると、冷却に余計な時間がかかり、食材が傷んでしまうことがあります。

庫内が冷えるまでの時間の目安は4時間から24時間とされていますが、これは季節や機種によって異なります。

説明書で確認して電源を入れてからは冷蔵庫内を効率よく冷やすため、ドアの開閉はなるべく控えたほうがいいでしょう。

自分で冷蔵庫を運ぶ際の注意点

引越し業者に依頼せず、自分で冷蔵庫を運搬する場合は、どこに気をつければいいでしょうか。

​​自分で冷蔵庫を運ぶ場合は基本的には軽トラックやバンなどをレンタルして運ぶことになります。ある程度以上の大きさの冷蔵庫は一人で運ぶことは困難なので、家族や友人などの手を借りて運ばなくてはなりません。

重量級の電化製品である冷蔵庫を安全に故障なく運ぶには、万が一の衝撃に備えた対策と、運搬時の向きに注意をする必要があります。

冷蔵庫のドアやトレーをしっかり固定する

冷蔵庫内の棚板や仕切り板が運搬中に外れてしまうと、傷や破損の原因になりますので仕切り板などはあらかじめ外し、別途梱包しておくか、跡が残らない「養生テープ」などで、冷蔵庫にしっかりと固定しておきましょう。

さらに、意外と忘れがちな電源ケーブルはドアや仕切り板と同じく、邪魔にならないようテープで固定しておかないと、長く垂れたままだと、踏んづけたり引っかけたりして大変危険です。

自分で運ぶメリット

安さや自由度を重視するならば、自分で運搬することを検討してみましょう。

冷蔵庫を自分で運ぶメリットは下記の通りです。

  • 業者に依頼するより安くなる場合がある
  • 自分のタイミングで運ぶことができる

まず、自分での運搬は、引越し業者や宅配業者を挟まないため、ご自身の労力だけで運ぶことができます。普通の乗用車では天井が低いため冷蔵庫を立てて運ぶのは厳しいと思います。そのため、軽トラなどのトラックをレンタルする必要があります。レンタカーの費用とガソリンの料金だけで運べますので、場合によっては安く運べるかもしれません。

それ以外に、高速道路の料金や協力者への謝礼金を考えると微妙ですが、引越しシーズンならば引越し業者の料金も割高になるので、これらを加味しても業者に依頼するか自分でよりも安く抑えられるでしょう。

また、自分のタイミングで運べるというのもメリットです。

引越し業者を利用すると、まず予約を入れて、その後必要に応じて自分の予定を調整しなければなりません。しかし、自分で運搬するのであれば、自分と協力者の都合がつきさえすれば運搬できます。

さらに、「雨が降るから延期にしよう」「急遽予定が空いたから運んでしまおう」などと、状況にあわせて柔軟に運搬日時を変えられます。

自分で運ぶデメリット

自分で運搬するとなると業者のサポートが得られないため、いろいろ手間もかかり、同時にリスクも伴います。やはりそこにはデメリットも存在します。

例えば、

  • 1人で運ぶのは危険
  • 不慣れだと冷蔵庫が故障するリスクがある
  • 建物にぶつけると壁や床に傷がついてしまう

自分で運搬すると、安く運べるメリットもありますが、安く運ぶにはそれ相応の代償を払うことになるかもしれません。

ある程度の大きさの冷蔵庫を運搬するとなると、小さいものでも20kg以上はありますので、自分だけでは運べません。複数人で担いで運ばなくてはなりません。

また、単にトラックに積んだり降ろしたりするだけでなく、適切な方法で積んで冷蔵庫を固定しなくてはなりません。ロープの締め方などが分からなければ、冷蔵庫をしっかりと固定できません。さらに、特にトラックの運転に不慣れな人は、ただでさえ疲れる引越し作業のさなかに、慣れないトラックを運転するリスクもあります。

また、冷蔵庫を運搬中に壁にぶつけたり床に落としたりすると、冷蔵庫や家を破損・故障させる可能性があります。

このように、手間がかかるうえに、想定外の出費が生じる可能性があるかもしれないので、自分で冷蔵庫を運ぶのは大変な作業だということを認識しておきましょう。

冷蔵庫は寝かせて運ばないでください!

冷蔵庫の構造上、冷蔵庫は縦向きのまま運搬しましょう。絶対に寝かせて運搬してはダメです。

なぜなら、横向きのまま運ぶと冷蔵庫が故障する恐れがあるからです。

​​​​​​先ほども説明しましたが、冷蔵庫の内部には冷却システムがあり、冷媒を循環させるポンプの役割を果たすコンプレッサー(圧縮機)が設置されています。冷蔵庫を横に倒すと、コンプレッサーのオイルが冷却システムに入りこみ、故障する可能性があるのです。

狭い通路や階段を上り下りするときなど、一時的に冷蔵庫を横にしたり傾けたりすることは問題ありませんが、トラックに載せるときは必ず立てて積み、冷蔵庫が倒れないようにロープなどで固定してください。

冷蔵庫は意外と重い!しっかり梱包して建物にぶつけないで!

冷蔵庫は小さいものでも20kg以上あります。想像以上に重いため必ず複数人で慎重に運びましょう。

もし冷蔵庫を自分で運ぶのが心配であれば引越し業者を検討するか、運送会社に冷蔵庫のみ運搬してもらう方法も検討してはいかがでしょうか。

エコプロに冷蔵庫だけの引っ越しを依頼する

エコプロに冷蔵庫だけの引っ越しをご依頼する場合は、メール及び公式LINE、または電話でお問い合わせください。
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電話が繋がらない場合は、作業中または運転中ですので、弊社より折り返しお電話させていただきます。


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エコプロが冷蔵庫の引っ越しに対応できるエリア

当社の対応エリアは、「大阪府なら全域」冷蔵庫だけの引っ越しが可能です。

【大阪府全域に対応しています!】
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もちろん大阪以外も可能です。
京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県も一部対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

不要になった冷蔵庫の買取を行っています!

当社では、不要になった冷蔵庫の買取を行っております。

次のような方はお気軽に冷蔵庫の買取に関してご相談ください。

- 引越しで冷蔵庫を買い換える

  • 新居に似合わないから新しいのを買い替えたい
  • 新居に大きくて入らないから買い換える

このような場合は、今の冷蔵庫の買取をさせていただきます。

冷蔵庫は製造から3年以内のものなら買取が可能です。
比較的新しい冷蔵庫なら、家電リサイクルに出すのはもったいないです。
ぜひ当社にお声がけください。

下記の記事「買取なら大阪の総合買取エコプロへ!エコプロならその場で現金買取!」に詳細がありますので、ぜひご覧ください。

買取 大阪

製造から3年を超えた冷蔵庫に関しては、回収も行っております。
その場合は下記の記事「大阪の不用品回収なら最短で即日に回収いたします!」をご覧ください。

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